不動産営業を経て2014年入社。入社以来、住宅用リフォーム部品の営業を担当。

正解のない環境が「挑戦」に磨きをかける
吉沢 博之さん
中西金属工業株式会社 / 特機事業部 リフォーム営業部
所属企業

派遣先企業
錦鯉のインターネット通販を手がけるベンチャーで、事業を軌道に乗せるための販路開拓、営業企画、販売戦略の立案などを担当。通販サイトのリニューアルや、SNSでのプロモーションにも従事。
これまで「挑戦」をモットーにキャリアを積んできましたが、その姿勢に磨きをかけるため、自ら手を挙げて、短期派遣に参加しました。派遣先のKaaPは錦鯉のオンライン販売という誰も挑戦したことのない事業を手がけている会社で、その創業者である元治社長と二人三脚の日々は刺激的でした。
プログラムを通して私を成長させてくれたのが「正解がない」というKaaPの環境でした。KaaPには営業がいないため、周りを見ても「こうしたら良いんだよ」という正解がなく、元治社長と相談しながらアプローチ方法を検討していきました。そして、まずトライしたのが池のある寺社仏閣への電話営業です。しかし結果は全滅。寺社仏閣の錦鯉は檀家さんから無償提供されているケースが多いという事実に気づき、戦略変更に踏み切りました。その後は、錦鯉の飼育体験をトータルで提供できるよう、水槽など器具とのセット販売や、メンテナンスも含めたパッケージ販売など、さまざまな販売方法を考案。錦鯉だけでなく、水槽設置までトータルでコンサルタントし、「錦鯉を飼う体験を売る」という成功事例を一件確立できました。そして、これらの取り組みをSNSでも発信するなど、顧客開拓につながりそうなことを可能な限り試しました。
前例がない状況でもゼロから手法を生み出し、アプローチする実行力が身に付いたことは、帰任後の業務にも活かされています。現在は営業チームのリーダーに任命され、これまで以上に高い目標をめざしている所です。既存のアプローチ方法で達成できる目標ではないため、正解がない状況でセールス方法を考える必要がありますが、これはまさにKaaPで経験した状況と同じ。常に「できる方法を考える」という姿勢でゴールをめざす力が付いたことは、チームをまとめる上でも大きな財産となっています。
今回の派遣にチャレンジできたのは、中西金属工業の仲間の支えや協力があってのことですので、とても感謝しています。挑戦する姿勢であり続けることで、自分が変わるだけでなく、周りの世界も変わると信じています。高い目標を達成している未来にむけ、邁進していきます。