派遣先では教育や採用・労務関連の業務を任せていただきましたが、本業と同じ分野ということもあり、比較的スムーズに対応できたと思います。業務環境の違いを特に感じた点は、やはりスピードです。Mountain Gorillaでは上司がslackでマークを付ける承認フローを導入しており、確認作業が非常にスピーディーでした。
プログラムを通して特に影響を受けたのは、コミュニケーションの取り方です。先述のとおり、任された業務は本業と同じ分野の業務も多かったため戸惑いは少なかったのですが、他のメンバーとのコミュニケーションで最初はかなり苦戦しました。自社では通じていた言葉や伝え方が通じず、自身が意図しない形で相手に伝わり、モチベーションが低下することもありました。少し後ろ向きな姿勢になっていた所をメンタリングで指摘され、その後、井口社長とも相談する時間をいただき、コミュニケーションの改善を意識するようになりました。ひょっとしたら、これまでも自分が「分かるだろう」と思って伝えてきたことも、相手にとっては分かりにくかったかも知れない。そのような意識を持つようにして、相手の立場や視点に合わせて細かく丁寧に物事を伝える姿勢を身に付けました。
本業との兼ね合いで週3日だけの派遣でしたが、本業でのコミュニケーションを変えるきっかけになりました。相手の視点に立ったコミュニケーションを今後も意識していこうと考えています。また、ベンチャーのスピード感を経験できたので、自社でも時間を生み出していくための効率化や制度などの見直しに活かしていきたいです。