2009年入社。研究職として製剤化研究に従事し、品目責任者や新入社員教育などのリーダー的な立場も経験。入社9年目には米国子会社へ半年間の長期出張も経験している。
対応力、瞬発力に磨きをかけた目標修正
河合 亮さん
塩野義製薬株式会社 / CMC研究本部 製剤研究所
所属企業
派遣先企業
オンライン診察プラットフォームを提供するベンチャーで、カスタマーサポートや配送業務、新規プロジェクトのプロジェクトマネジメントなどを経験。
派遣期間(2019年10月1日〜2020年3月31日)
派遣先のネクストイノベーションでは新規プロジェクトとしてIoTピルケースの開発を進めており、そのプロジェクトマネージャーを任せていただく予定でした。「イノベータースキルを習得する」という当初の目的に沿う業務だったため、研修のメインテーマとして考えていましたが、全社的なプロジェクトの優先度見直しによる担当プロジェクトの一時中断が決まりモチベーションが低下したこともありました。研修終了まで3か月を切っていたため、残り短い期間で「何かできることはないか」と自ら考えた結果、研修の目的を「イノベータースキルの習得」から「派遣先企業への貢献」に軌道修正し、社内でリソースが足りていない業務などを積極的にサポートすることに注力しました。ベンチャーならではの大胆な判断を目の当たりにしつつ、多くの新たな業務に携わり、対応力や瞬発力の向上を実感しました。短期派遣という環境だからこそ、自ら考え行動することの重要性を再確認することができたと感じています。
ネクストイノベーションには明るいメンバーが多く、役職に関わらず皆がフランクに接する環境でした。帰任後は私も年齢やキャリアを気にせず、若手社員とフランクに接するようになり、コミュニケーションが活性化されたと思います。また、ベンチャー企業ならではの意思決定の速さも目の当たりにし、現職に戻ってからは計画立案の精度は落とさずにスピードアップを図っています。マネージャー層をめざす上で、視野を広げる良い機会になったため、今後のキャリアに活かしていきたいです。